不動産投資ニュース

スルガ銀行の不動産融資業務停止命令?|ずさん融資問題で金融庁処分

スルガ銀行の不正融資事件は、「地銀の優等生」「地銀の雄」といわれた2017年3月期決算発表後の半年から1年後には、まさに凋落の一途をたどっているようです。

スルガ銀行のXデー前夜というところでしょうか。

スルガ銀行に不動産融資業務の一部停止命令|金融庁

金融庁がスルガ銀行に不動産融資業務の一部停止命令の検討に入ったことがわかったと、共同通信が報道しています。

スルガ銀の一部業務停止を検討
金融庁、ずさん融資問題で処分

シェアハウス投資を巡るずさん融資問題で、金融庁がスルガ銀行に不動産融資業務の一部停止命令の検討に入ったことが14日、分かった。経営陣が現場の実態を把握せず、問題融資のまん延を防げなかった点を問題視し、厳しい行政処分が必要と判断した。ガバナンス(企業統治)に重大な欠陥があるとして、経営体制の刷新も求める方向で、30年以上トップに君臨してきた岡野光喜会長らの退任は避けられない見通しとなった。

シェアハウス関連の融資業務の新規取り扱いを一定期間取りやめさせるといった処分を検討しているとみられる。

「共同通信」2018年8月14日 

シェアハウス投資を巡る「かぼちゃの馬車」事件が発覚した2018年1月に端を発した、スルガ銀行の「ずさん融資」問題が表面化したのは2018年4月のことです。

数ヶ月の間に、スルガ銀行の「ずさん融資」は組織がらみだったことや、その他さまざまなことが、芋づる式に露呈しました。

シェアハウス投資を巡る「かぼちゃの馬車」事件被害者からの集団訴訟も控え、今後ますます泥沼化していくことは避けられないことです。

スルガ銀行株価暴落|地に落ちた「地銀の優等生」

「かぼちゃの馬車」事件発覚、スルガ銀行不正融資事件以降、「地銀の優等生」の評判は地に落ち、消失しています。

株価も暴落の一途をたどっています。

「地銀の優等生」と言われたスルガ銀行の評判はほとんど消失したようだ。シェアハウス向け融資を巡るスキャンダルから同行の株価純資産倍率(PBR)はここにきて銀行株の平均値付近まで落ち込んだ。下回れば13年ぶりとなる。株価は年初来67%下落しており、4-6月期連結決算はシェアハウス関連の貸倒引当金の積み増しなどで純利益が大幅減少した。
かつての優等生、スルガ銀PBRが銀行平均値並に下落」Bloomberg 2018年8月14日

スルガ銀行|JPX日経400銘柄から除外

東京証券取引所と日本経済新聞社は8月7日、JPX日経400構成銘柄の定期入れ替えの概要を発表しました。
除外銘柄の中にスルガ銀行が入っています。

このことも、株価下落の要因だと推測しています。

スルガ銀行:社員が1億6500万円不正流用|続く不祥事

潜在的に問題があったことが、一気に膿を出すように問題が噴出しています。
続く不祥事は、もはや何があっても驚かないところまで来ているのでしょうか。

スルガ銀行の社員が顧客の定期預金を解約するなどで約1億6500万円を流用したことが分かった。新たなコンプライアンス絡みの問題になる。

シェアハウス向け融資を巡る偽造や改ざんに続き、スルガ銀は別のコンプライアンス問題に見舞われた。シェアハウス絡みでは4-6月期(第1四半期)純利益が32億円と前年同期比71%減ったと9日に発表したばかりで、第三者委員会が8月末までに報告書にまとめる予定だ。今回の不祥事を受けてスルガ銀は、役職員のコンプライアンス意識の向上を図り、内部管理充実や相互牽制強化に取り組むとしている。

SMBC日興証券の佐藤雅彦アナリストは、今回の不祥事が与える影響は軽微とした上でスルガ銀はシェアハウス問題で「預貸金の残高流出は当面続く」と予想した。8月の報告書を受けた金融庁による一部業務停止命令や経営陣刷新、今期収益下方修正といったリスクシナリオが想定されるとしている。

スルガ銀行:社員が1億6500万円不正流用、顧客定期解約で融資にBloomberg 2018年8月14日

スルガ銀行の株主総会で飛び交う怒号

「かぼちゃの馬車」事件後の、スルガ銀行不正融資が発覚してから初の株主総会。約2ヶ月後の6月28日に開催されましたが、怒号が飛び交う展開になりました。

「自殺者も出たのに、会長が公の場で謝罪してない」とスルガ銀行の岡野会長が公の場で謝罪をしていないことを、批難されていました。

不正融資発覚のスルガ銀行会長、年報酬が約2億円です。「全メガバンクのトップ超え」で波紋が広がったことも事実です。

 「シェアハウス関連融資」問題で揺れるスルガ銀行(TSR企業コード:449001504、東証1部)が2018年3月期に、岡野光喜・代表取締役会長ら3名に1億円以上の報酬を支払っていたことがわかった。
 スルガ銀行が6月29日に提出した有価証券報告書で明らかにした。1億円以上の報酬が支払われたのは、岡野会長のほか、岡野喜之助・元代表取締役副社長(故人)、米山明広・代表取締役社長。岡野光喜会長の報酬額は1億9,700万円、岡野喜之助元副社長は5億6,500万円、米山社長は1億6,800万円。岡野喜之助元副社長は、2016年7月に死去しており、支払われた全額が退職慰労金だった。
 岡野光喜会長に1億円以上の役員報酬が支払われるのは9年連続、米山社長は2年連続だ。

「スルガ銀行の役員報酬 岡野会長1億9700万円、米山社長1億6800万円」<東京商工リサーチ>

スルガ銀行|株主代表訴訟の可能性も?

スルガ銀行の不正融資事件を受けて、シェアハウス「かぼちゃの馬車」事件関連での訴訟も控えていますが、訴訟はそれだけには留まりません。

スルガ銀行に関しては、「かぼちゃの馬車」事件で「ずさん融資」が表面化しましたが、2010年頃から不動産投資ローンの融資に関して取り沙汰されていました。

実際、中古ワンルームマンションの融資に関して、訴訟も抱えています。

スルガ銀、オーナーを「詐欺師」と非難 訴訟で対決姿勢

スルガ銀行に起こっている一連の問題が「組織的」とされた場合には、経営陣は株主代表訴訟によって損害賠償責任を負わされる可能性すらでてきました。

「不正融資事件」としての社会的問題もありますが、その渦中で発生した高額な役員報酬の露呈や、経営陣の謝罪への姿勢などからのネガティブな感情面も被害者側へ大きく左右しています。

外部の第三者委員会が8月末に報告書をまとめる予定とのことだが、業務停止などの部分的な制裁に留まらず、銀行そのものとしての存在意義が問われる日が来るのかもしれません。

まとめ

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